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大学生 なぜ国際ボランティアをやるのか (前編)

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みなさんこんにちは!けいすけです!

 

僕は大学1年生のころに、インドネシアで1か月ちょっと、教育ボランティアに参加しました。

その後、そのNPO法人の学生スタッフになって、これから行こうとしている人、帰ってきた人のサポートをしていました。

 

そんな僕がなぜボランティアスタッフをやめたかを話しながら、僕が思うボランティアのあり方を書いていこうかなと思います。

前編では僕の体験を詳しく書き、違和感を抱いたところまで書きます。

後編は僕なりの意見を書いていきます。

 

 

 

国際ボランティアの感想

 

まず、2年前僕がボランティアに参加したときのことを書きます。

 

僕は学校に行けていない村の子供たちに、日本語を教えたり、算数を教えたり、一緒に遊んだりしていました。

 

今思えばすごい楽しかったし、いろんな友達ができたり、学ぶことが多かったです。

 

とくに学べたことは、

 

子供たちがそもそも勉強をなぜするのかわからないから、ご褒美がないと授業にすら来てくれないとか。

 

いろんな国から、いろんな人がボランティには参加してくるんだなと思ったことです。

 

今でこそ言葉で説明できますが、おそらく学校にいけない子供たちは、村の中でコミュニティが完結しているため、新しい情報が入ってこないんです。

 

だからスマホなんて持っていないし、勉強がなぜ必要かわからない、ご褒美があればやっとけばいい、という考えになります。

 

でもそれは仕方がないです。何事も教育されて僕たちは学んできているので、それを教育されていなかったら、わからいのも致し方ありません。

 

いろんな国の人がいるのは、びっくりしました。

 

僕が最初についたときのミーティングでは、日本人、ベトナム人インドネシア人、カンボジア人、フランス人が一緒に参加していました。

 

その後も、ドイツ人、スペイン人などなどいろんな人たちと話して、仲良くなりました。

 

みんながどんな思いでボランティアに参加したかまでは、忘れてしまいましたが、年齢層もバラバラ、国籍もバラバラな人たちが集まって、ボランティアに参加しているのは、なんだか不思議な光景でした。

 

 

学生スタッフに参加してみて

 

その後は、NPO法人の学生スタッフに半年間参加しました。

 

そこでは2泊3日の研修があり、これからボランティアに行く人と、帰ってきた人に向けて、ワークや、ディスカッションを通して、様々なことを伝えていました。

 

その時の仲間は今でも仲が良くて、たまに会う人、よく会う人がたくさんいます。同世代から、5個上とかいっぱいいたので、とにかく学べることが多くて楽しかったです。

 

研修自体にも年齢層から、バックグラウンドが全く違う人が集まって、酒を飲みながら語ったり、真面目な話をしたりします。

 

そこで学んだことは今でも大きいと思っています。

 

 

きっかけと違和感

 

前置きが長くなりましたが、ここから、なぜ僕が国際ボランティアをやったのか、どうして学生で参加する人が多いのか、僕がもつ違和感をまとめて書きます。

 

僕が参加したきっかけは、楽しそうだと思ったからです。最低かもしれませんが、そんな簡単なことです。

 

海外いってみたいけどお金ない、ボランティア楽しそうとかです。

 

周りにいた人は、マザーテレサに憧れていたとか、自分で現状をみてみたいだとか、何か自分にできることはないかと思っている人でした。

 

素晴らしいと思います。

 

僕はボランティアの学生団体には入っていないので、そこに入っている人たちの心理はわかりませんが、多くは同じだと思います。

(僕みたいに思っている人もいるでしょう)

 

ボランティアって聞こえもいいですしね。自分が少しでも貧困の人たちに手を差し伸べていると思ったら、嬉しくなるのもわかります。

 

学生ならこのくらい考えていればいいと思います。
(ボランティアに生涯をささげている大人もいます。決して僕はその人たちを侮辱しようとは思っていません。あくまで僕の意見です。)

 

僕がもった違和感は、自分がボランティアをしたことで、何が変わったのだろうと思ってしまってからです。

 

僕は1か月間参加して頑張って教育しました。しかし次の人が言ったらまた同じことを教えていたり、全く違うことを教えていたり、引継ぎもうまくできていなかったり、と仕組みがしっかりしていないことが多いです。

 

つまり今もう一度、ボランティア先にいっても、彼らが身に着けたことはあまりないのです。

 

それに気づいてから、僕はボランティアをすることはなぜだろうと思うようになりました。

 

もう一つの違和感は、参加者と運営側です。

 

参加者に何を学んで、何ができたかを聞くと、多くの人が学べたことは多かったが、与えられたものはないかも、、、、、というんです。

 

もちろん短期間でうまくいくはずもないので、そう思ってしまうのは当然です。しかし、あまりに多くの人がそういっていて、自分がやったことが、その子たちの3年後、いや1年後そうなっているかを聞いたら、確実に何も残っていないといいます。

 

運営側へは別の疑問が生まれました。

 

それは、NPO法人だから、めちゃめちゃ給料が低いんです。

 

前に何かの本でこんな文章を読みました。

 

東日本大震災のころ、私は一生懸命ボランティアをしました。寝る間も惜しんで働き、ろくにご飯も食べずに毎日毎日、活動をしました。

そしたら、ボランティアのリーダーからこういわれました。

我々ボランティアスタッフが元気でなくてどうする。我々はしっかり寝て、食べて、健康を維持して、みんなに笑顔を物資を配るんだ。我々が苦しんでいる姿なんて、被災者の人はみたくないんだ。

 

僕は本当に共感しました。ボランティアをする側が苦しくては意味がないんです。

 

NPO法人のスタッフたちは、毎日残業し、給料も少ない、そんな人たちに助けられて、どうするのか

 

そんなことに疑問を持って僕は、学生スタッフをやめました。

 

 

後編では僕が思うボランティアの仕方と意見について書いていこうと思います。

 

今日の言葉は、後編に説明します。

 

この意見には賛否両論あると思います。あくまで、1意見ですので、前編を読んでいただいた人は、ぜひ後編も読んでください。

 

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございます(^^♪
 
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日本に帰ったら読者の方ともぜひ会いたいです(^^♪