フィリピン人に聞いた なぜ学ぶのか
みなさんこんにちは!けいすけです!
今日でフィリピンも最後で、明日の朝1番の飛行機で日本に帰ります。
フィリピンでは日本語や、日本語の文化を教える活動を手伝いました。僕たちが教えている学校の生徒に、なぜ通うのか、通い始めてから何が変わったのかを聞きました。それを意見を踏まえてシェアします。
なぜ日本語を学ぶのか
毎週かかさず通ってくれるのは、10人前後らしいのですが、彼女たちは全く日本語が知らないところからひらがな、かたかなを全て覚えて、漢字、名詞、動詞を少しずつ覚えています。
なぜ日本語を学ぶのかという質問に対しては人それぞれ理由がありました。アニメや漫画を読んでみたいから、日本語が面白いから、時には本当に日本に行きたいからという理由の子もいます。
みなそれぞれにやる気があって、いつもひたむきに頑張っています。
フィリピンの田舎の町です。彼女たちの年齢は15歳~18歳、大学受験も控えています。
そんな街にある日本語学校に、日本に行きたいなどの夢を託して頑張っています。僕は心から尊敬しました。
日本の大学生とは、もはや比べてはいけない気すらしました。
貧しいからでしょうか。彼らが日本にあこがれてるからでしょうか。その真意はわかりませんが、少なからず15歳~18歳の子たちが、夢・目標をもって勉強している姿はかっこいいと思います。全力で応援したくなります。先生もやる気になるんです。
そんな心意気のあるフィリピンの子供たちをみて、日本の大学生はどう思うのでしょうか。高みの見物でしょうか。おそらく多くの大学生は頑張ってるね程度にしか見ないと思います。
しかし、それが自分たちが変われない理由なんです。
日本は就職、教育、インフラ、あらゆる面で恵まれています。その場所を利用しないでどうするんですかと訴えたくすらなります。
なぜ日本語を学ぶのか、明確化した目標をもった子供たちには先生もインスパイアーされるでしょう。
学校とは違った学び場に参加してみて
もう一つ僕が聞きたかったことがあります。
彼女たちは学校に通いながら、土曜日、日曜日に日本語教室に通っています。
つまり学校とは違うコミュニティを持っているのです。
そんな彼女たちに、学校とは違うコミュニティに参加してみての感想を聞きました。
ある子は、「新しい友達ができてとても楽しい」
ある子は、「みんなとここで学ぶことで、自分に自信がついた」
また、「学校ではあまり目立ったことはしないけど、ここでは楽しく学べ、企画もできる。」
こんな感想ばかりでした。
どうでしょうか。既存の1つのコミュニティにしか属さず、そこで文句をいったり、周りに流されて遊んでるだけ。
また、自分が活躍できないところにいるとき、環境のせいにする。彼女たちをみて恥ずかしく思ってほしいです。
自分が活躍できる場所に行けばいいだけ。学べるところに行けばいいだけ。
何が難しいのでしょうか。
おそらく、壁になっているのは人間関係でしょうか。そんなもの友達なんて作ろうと思えば無限に作れるんです。
別のコミュニティの楽しさを知らないで、自分のコミュニティが№1みたいに言っている方が、変な話です。
自分の足で通い、そこを全力で楽しむ。子供はいつだってそうしてきているはずです。それができないのはいたって不自然です。
ぜひ、日本の大学生にも見習ってほしいです。
今日の言葉
“恵まれている環境を活かせ”
日本は恵まれています。なぜなら挑戦しようと思えば、海外にもいけるし、起業だって簡単にできる。どうにだってなるんです。
それを利用しないのはなぜでしょうか。
女子高生のころから起業している椎木理佳さんは、「新R25」のインタビュ―でこういっていました。
(彼女の父は実業家で、起業したてのころは、親のすねかじりといわれていました)
「親のすねかじって何が悪いんですか。私は今ある環境を最大限にいかしたまでです。成功したかったら、親のすねかじってでもやってやりますよ」
惚れてしまいそうですね笑
これって賛否両論あると思うんです。でもこの子は決して自分の成果を棚にはあげていません。
自分で今ある環境を最大限に活かしているだけなんです。難しくないと思います。
今自分の環境を活かせてない人、環境から抜け出すのが怖い人、今変わるんです。
これを読んだ今、何か調べたりしてください。そういう今の積み重ねが、成長に導いてくれると思います。