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ジョブ型社会とメンバーシップ型社会(前編)

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みなさんこんにちは!けいすけです!

 

僕が1年生のころに、最も力をいれて書いたレポートが、今日のタイトルの話です。

 

まあ、当たり前といえば当たり前なんですが、久しぶり思い出して書いてみようと思います。

 

 

 

 

ジョブ型雇用とは?

 

ジョブ型雇用というのは、代表はアメリカの雇用制度です。むしろこの採用の仕方が世界では多いのかな??

 

ネットでちゃんとした意味を調べると、ジョブ型雇用とは、職務や勤務地を限定した雇用体系らしいです。

 

つまり、仕事に就くということです。

 

会社には職務があります。営業、マーケティング、人事、マネジメントなどなど

 

雇用される人は、この各職務のグループに入るのです。

 

だから、会社に入る時点で、行う職務は決まっているのです。役割が確定してる状態です。

 

 

メンバーシップ型雇用

 

一方で、メンバーシップ型雇用とは、日本の社会ですね。

 

メンバーシップ型雇用というのは、職務や、勤務地、時間などが決められていない雇用形態です。

 

つまり、会社に入るということです。

 

職業に就くよりも、会社に入るというのが、正しい表現だと思います。

 

日本の会社に当てはまりますね。入ってからOJTで、どんな職業につくのかを決められる。

(最近のベンチャーは変わってきますが、大手はこれが多いかと)

 

 

それぞれどんな違いが出るの??

 

はい、比較していきましょう。

 

今回は、以上の3つを比べていきます。

①採用制度(求める人材)

②給与制度

③解雇・失業

 

①採用制度

 

これは全く違います。

 

ジョブ型社会の場合は、職務(部署)ごとに採用をかけます。

 

しかも時期などはとくになく、その職務の人がいなくなったから、事業が拡大するから、などの理由から採用を開始します。

 

そして、求められる人材は、当然即戦力です。

 

新卒・中途なんて関係ありません。何ができるかの能力値で判断されます。やる気があるとか、コミュニケーション能力に優れているとかは、ほとんど関係ないと思います。

 

ですので、当然ですが、経験をある程度積んできている人は強いです。大学を卒業したばかりで、何のスキル・実績もない人なんていらないんです。

 

一方で、メンバーシップ型社会は、新卒一括採用ですね。

 

最近ニュースで、就活解禁などの日程が廃止になるとか言われていますね。少し、ジョブ型社会に近づいています。

 

メンバーシップ型社会では、部署に人を回すのはあとでいいので、とりあえず一斉に採用します。

 

ですので、中途採用が少ないという傾向になります。

 

理屈はわかります。能力・実績がない若者を低賃金で雇えば、そこから会社の色にそめて、使える人材に育てることはできます。

 

もちろん、人によるし、時間はある程度かかりますが。

 

ですので、これまでは、一斉に人を集めるために就活解禁日とかを決めて全員一緒によーいどんをするというシステムになっていたと思います。

 

②給与制度

 

ジョブ型社会は俗にいう、成果報酬ですね。さらには、各職ごとに多くの会社が一律に、基準を決めることができます。

 

なぜなら、営業職をやる人は営業職と決まっているからです。

 

そして、そこで成果を出した人は、その職務で成り上がっていき、給与も上がっていくわけです。

 

勉強する内容も、その分野のことが多いので成長スピードも早いことは間違いないです。

 

メンバーシップ型社会では、年功賃金制が主流です。

 

なぜなら、一緒に入っていろんな仕事をやるので、成果を判断しにくいからです。

 

これでここまでやったらこれくらい成果報酬がでるという、基準が作りにくいのです。それは簡単で、みんながいろんなことをやっているからです。

 

職務も確定せず、いろんなことを広く浅くやっています。

 

経験は得られると思いますが、1つのことでのし上がるのは難しそうですね。

 

そんなとき、年功賃金制は便利ですね。

 

だって、広く浅くは、経験年数がもっとも反映しやすいからです。

 

年をとってればいろんなこと経験してるよ、だから活躍できるよ、給与もあげてというわけです。

 

③解雇・失業

 

ジョブ型社会では、解雇はしやすいです。だって、能力が劣って成果がでなければ必要ありませんから。

 

もっと優秀な人を雇えば問題は解決します。

 

一方で若者の失業率はかなり高いといいます。先ほどもいったように、能力・経験のない若者は、即戦力になりにくいので、雇ってもらいずらいですね。

 

だから、アメリカの大学生は必死に、コネを作ったり、勉強をするのです。

 

一方メンバーシップ型社会では、解雇しにくいですね。

 

なぜなら、これも解雇をする基準がないからです。成果でみれなければ、何をみて解雇するのでしょう。

 

日本の企業がよくやるのは、左遷ですね。つまり、間接的にあなたは首ですということを伝えるというなんとも、めんどくさい、、、、笑

 

そのかわり、若者の失業率はアメリカに比べ低いと思います。

 

大学をでてしまえば、大体が就職もできます。たとえ能力・経験がなくても。

 

これが、日本の大学生に勉強をしなくても就職ができるという先入観を植え付けてしまっていると、僕は思います。

 

 

今日の言葉

 

 

          ”既存のルールが本当に正しいかを考える”

 

 

おそらく、普通に過ごしていたら、新卒採用が他の国と違うなんて疑いもしないと思います。

 

僕は幸運なことに、これを教えてくれる教授に出会ったので、勉強する気になれました。

 

そして、しっかり考えると、日本の社会構造が大学生の意識低下につながっていることもわかりました。

 

日本の当たり前は、本当は当たり前ではないかもしれなんです。

 

多くのシステムが、世代にあったものなんです。今の採用システムも、不況でひとが雇えなくて、若者も失業してしまうという状況のときは、いいシステムでした。

 

しかし、今の時代にはあっていません。

 

だから変えていくしかないんです。

 

そして、システムを変えることは簡単ではありません。だから僕は人を変えたいんです。

 

後編で、僕の意見を書いていこうと思います!!

 

 後編はこちら↓

 

ジョブ型社会とメンバーシップ型社会 (後編) - あなたの今日をちょっと楽しく

 

 

 

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