ブランド人になれ 田端信太郎
みなさんこんにちは!けいすけです!
最近あんまり、Newspicks関連の本を読んでなかったのですが、田端さんの本のタイトルにひかれて、読みました。
感想つらつら書いていきます。面白いです。サラリーマンでブランドを作るという考え方を学べます。
(まとめの感想というよりもここよかったというところを紹介します。)
質より量をやる
初めて取り組む分野に関しては効率なんて考えずに、とにかくやりまくることが大切であるといっています。
すごくいい例をもちいて説明してくれていました。
MBAで資格をもらうまでにも2年、弁護士になるためのロースクールも2年で卒業、医師国家試験をとってから臨床実習も2年間。どれもが2年間かけて行ってる。
だから下積みになる期間はだれにでも必要であり、そんなときはとにかくやりまくるのだ。
この意見、僕はすごく賛成です。
なぜかはわかりませんが、地道な努力の道を通らないでも、金もうけができるとか、成功すると思っている学生が多すぎると思います。そんなことはないんです。
結局、結果を出している人というのは陰で一番努力しています。それなくして、うまくいくことなんてないんです。だから質ばかり求めていないで、量をたくさんこなすことも本当に必要だと思います。
現に僕もビジネススクールに通って、来年で2年になります。経営に関しては本をよみ恩師にはなしを聞き、他の経営者に会いにいったりと量をこなしていると思います。しかしまだまだですので、圧倒的な量をこれからも取り組みます。
情報リテラシーはやってみることでつく
情報って今の時代あふれていて、どれが性格なものかを判断するのは難しいですよね。
田端さんも同じことを言っていました。
彼は社会人になってから、東京経済新聞を読み始めて、自分の知らない分野に関しては、なるほどとなるらしいんですが、自分の得意分野になると、点で的外れなことを言っていると思っていたそうです。
そう考えると当然ですが、他の分野も、そっちの道を進んでいる人には、点で的外れなことを言っているのかもしてないと気づいたそうです。
そして、最も信頼できる情報は自分が体験したことだと確信していると。
その通りだなと思います。
僕も海外で働いてみてわかったこともあります。住んでみてわかったこともあります。
情報はやはり体験している人が最も生で、正確なものを手に入れているんです。
まずは最先端なものでも手を出して触ってみる。それをバカにして乗り遅れるのは自分なのだから。
今日の言葉
”できてからやるのではなく、できないうちからやる”
これもこの本で紹介されていたものです。
他の場面でも聞いたことがありますが、つれづれ草の一部分でこんなことが書かれているそうです。
訳を載せます。
「 これから芸を身につける人が、下手くそなうちは人に見られたら恥だ。人知れず猛特訓して上達してから芸を披露するのがかっこいいなどと勘違いしがちだら、そんなことを言う人が芸を身につけた例は一つもない」
この言葉は本当に響きます。
しかも吉田兼好の記した徒然草なんて、400年以上前のものです。
その時代からこんなことを言われているんです。今の私たちができていないのは本当のバカバカしいですよね笑
だからやるんです。芸はうまくないうちから、うまい人に混ざって取り組むんです。
対してうまくないものを、うまくなってからって先延ばしにしても、誰もあなたのものになんか興味はないんです。
今やる人に興味がわくんです。
これはどこの業界でも同じ出し、絶対に当てはまります。
隠してても意味はない。そして今は、SNSのおかげであらゆることが、簡単にできるようになった。
歌手になりたければ、YouTubeやshowroomでどんどん配信していけばいいし、本や漫画を書いたなら、それをブログでもなんでもいいから、公開しちゃえばいいわけです。
誰でも簡単にインターネットを使えばできてしまう時代に、やらないのは、もはや言い訳にしかなりません。
できないうちからやるんです。やってるうちにできる人に見てもらえたり、うまくなったりするんです。
だからまずはへたくそでもやってみること。田端さんから直接言われたようになるから、本は本当に読んでいて面白い。