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小さな学びで、読者の方の今日が、少しでも充実したら嬉しいです☺

コンビニ人間 村田沙耶香 

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みなさんこんにちは!けいすけです!

 

前から思っていたのですが、みなさんはどうして小説を読んでいるんですか?

 

僕は基本的にビジネス書や実用書、最近学問書も少し読むようになってきましたが、小説はもともとあまり読まない人です。

 

なぜなら、読む目的がはっきりしなかったからです。

 

そんな僕が今日は、おすすめの小説を紹介しようと思います!

 

 

 

 

コンビニ人間 あらすじ

 

この本は3,4年前に一度すごく有名になった本ですので、知っている方もいるかもしれません。

 

あらすじをすごく簡単に説明します。

 

「主人公の古倉さんは、他の人とは違った視点を持っています。何かに興味があるとか、向上心があるとかは基本的にありません。感情をそもそもない人です。

そんな彼女が唯一社会の一部になれると感じるところが、コンビニでした。コンビニでアルバイトをしている間は、自分は社会から排除されずに、存在することができる。そんな風に生きている彼女の生活が、ある男によって、ぎくしゃくし始めます。彼女の人生はどうなるのか」

 

というお話です。

 

タイトルからはなかなか想像できない、人間味のある、リアリスティックなストーリーになっていました。

 

 

この本を読んで考えたこと

 

この本をなぜ紹介したか。

 

主人公にとって私たちが日々行っている、当たり前なことは、当たり前ではないと教えてくれたり、視点が違うとここまで考え方が違うというのを、皆さんに知ってもらいたかったからです。

 

 最初に主人公の昔話で、こんな話が出て来ます。

 

「小鳥が公園で死んでいるのをみて、他の子は泣いていたが、私はママに焼き鳥にしようと提案した。しかし、ママや、ほかの親からおかしいといわれた。その後みんなはお墓を作って、地面に生えていた草花をとって、たむけていた。草花を殺して、死んだ小鳥を埋葬するなんて、よくわからなかった」

 

すごく考えさせられます。小鳥は死んだら埋葬する、しかし、埋葬するときに草花を殺す。

 

焼き鳥にして食べる鳥がいるのに、小鳥が死んでいてそれを焼き鳥にしたいといったら、変なもの扱い。

 

たしかに変だとみなさん思いますよね。

 

それは僕たちが、それを教育されてきたからです。当たり前ではないんです。

 

僕はこの本を読むのは2回目です。考えが違う人が、周りから変な目で見られるシーンは何度も出てきます。

 

しかし僕は思いました。こういう時代は次第に終わり始めている、

 

今は変な人は輝ける。なぜなら、この主人公の考え方を知ると、僕はすごいと思うからです。こんな考え方を持っている人は、おそらく人を魅了します。

 

そして今は、人を魅了できれば、お金を稼げます。

 

常識に当てはまらない人が、輝く世界が出てきます。

 

もう1つ思ったことがあります。それは、いかにみんなが型にはまっているかです。

 

何歳になったら結婚しないとやばい。30代でアルバイトはやばい。

 

誰が決めたのでしょうか。周りの空気です。全く従う必要がないのに、今の人は周りと違うことを怖がります。

 

僕はそうやって周りに合わせて、自分の本当にやりたいことを我慢する人生こそつらいなと思ってしまいます。

 

昔は違いました。僕らの親がいう、そんな危ないことしないで、それ詐欺なんじゃないか、安定した大手に入って。これらの言葉は親の時代だから当てはまるんです。

 

今は好きなことをやってお金は稼げます。

 

そんなの一部だから、、、、という親や、不安を感じてしまう人

 

それはやったことがない人です。例えすぐには売れなくてつらい思いをしていても、それが楽しければ続ければいいんです。

 

別にバイトだけでも生きていくことは、いくらでもできるはずです。

 

そんな周りの流れに合わせられない主人公は、まさに今活躍している人たちだと思います。

 

小説では、成功者になったりはしませんが、うまくいく人は、大概人と違うことをしています。

(主人公はそこまでの好奇心がないので)

 

これらの2つも考えながら2回目を読みました。

 

 

今日の言葉

 

 

      ”周りに合わせるな、周りに合わせないことを怖がるな”

 

 

まさにこの本から僕が個人的に学び取ったものです。

 

周りに合わせないことを怖がる。

 

多くの人がそうだと思います。なぜなら、周りの人がその道を怖がらせるからです。

 

なぜ、慶応大学総合政策学部に、学生起業家が多いのでしょうか。

 

それは周りが起業をしていて、周りの人が応援しているからです。誰も道を妨げないからです。自分の道に進むことを誰も怖がらせないからです。

 

あからさまに怖がらせはしないでしょう。しかし、就職の話、飲み会での話、話していることやっていることが全て影響を与えていることを、知ってください。

 

環境は変えられませんが、選べます。

 

誰もあなたを怖がらせない環境はいくらでもあります。やりたいことがあったら、その環境にはいればいいんです。

 

何もしないで、無理そうと決めつけてあきらめないでください。

 

少なくとも僕は、やりたいことがある人を応援します。道が開けるようなアドバイス、つながりをできる限り、提供します!

 

 

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございます(^^♪
 
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日本に帰ったら読者の方ともぜひ会いたいです(^^♪